ボンネットの役割

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自動車を構成するパーツの中でも広い部類に入る、ボンネット。その広さの割に「エンジンに被せる蓋」という地味なイメージを持たれがちですが、実は自動車の装備として欠かせない役割が2つあります。

1つ目は「衝突時の衝撃緩和」です。裏側を見ると網目の様な筋が入っているのがわかるはずです。これは補強材であり、車が何かに衝突した時、衝撃を分散して車とドライバーを守る工夫がなされています。また、人身事故が起きた場合に備えた衝撃吸収力のあるタイプもあります。こちらは交通事故が起きた時に人が車に叩きつけられて怪我をするのを防ぎ、対人安全性を高める目的があります。

2つ目は車の性能維持です。エアダクトを設けて外気を取り込みエンジンルームを冷却する、空力特性に優れた形状として作り走行性能を向上させる等の目的で設計されたものがあります。スポーツ走行を趣味としているドライバーの中には、カーボン製の軽量な製品を取り付ける等、意外と工夫をする余地があるポイントとなっています。

普段、あまり意識しないパーツです。しかし、日常点検の際にその構造をチェックしてみると、設計者の考えを感じ取りやすい面白い部分の1つとして見ることもできます。